Q6. 我が社は受注品が多いから、MDK生産方式を導入しても効果が上がらないのではないですか?
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A6. 受注生産ものだからこそ効果が上がります

現状の作業でも、流れもの、セット物は1台目に時間をかけてデータを作れば、2台目以降は流れ作業化し、効率をあげる事ができます。
これは、作業を工夫すれば2台目以降はMDK生産方式と同等の効率が上がるでしょう。
しかし、MDK生産方式を導入したら1品物、受注生産品でも2台目以降と同等の効率をあげる事ができます。
また、測長する段階で設計上のケアレスミスを発見し、修正、及びデータへの反映を行えますので、今まで発生していた製造中のバタバタした中での設計者への問い合わせは必要なくなります。
そして、From−Toを調べますので配線上のつながりも事前にチェックでき、検査に時間がかからなくなります。受注生産のものをいかに流れ作業的に製造するかが重要になってきます。

  マークチューブ印字
    ↓
  電線カット
    ↓
  マークチューブ挿入
    ↓
  圧着端子加工
    ↓
  入線作業

今まで、一人でやっていた作業をそれぞれのグループに分け、流れ作業化することにより、わずかなロス(図面を見る→電線を測る→ニッパー持つ→電線をカット→ニッパーを放す→ストリッパーを持つ→電線を剥く→ストリッパーを置く→マークチューブを探して入れる→圧着端子を入れる→圧着機を持つ→圧着する→圧着機を放す→図面を見る・・・・。)でも、作業全体を見た場合、結構な時間になりませんか?それを省く事が可能です。 そうする事により、より一層の効率を上げる事が可能です。
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