Q1. | 自社なりに作業の効率化は進めていますが、目標値には程遠い状態です。原因はどこにあると思われますか? | |||||
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A1. | まずは、一連の作業の流れを分割し、工程ごとに分ける方法を考えて下さい。
配線作業を図面を見て繋ぎ先を把握し、長さを図り、線を切り、皮を剥きといった流れでやっていると、どこに問題があるのか、どこで問題が発生したのか、それを把握することが困難になります。 これでは作業改善はなかなか進みません。 さまざまな方法が考えられますが、まずは作業を分割する事です。これが効率化の第一歩になります。 そして、各工程ごとに「トータルでバランスよく」「ベストに限りなく近いベターを選ぶ」効率化を図っていきます。 例えば、A工程で効率化を図ったがためにB工程C工程で効率がダウンするのでは本末転倒です。 また、B工程だけがどんどん効率が上がっても、前後工程の効率が上がらなければB工程の効率UP分を有効に活用することができません。 そして、一番大切になるのは「トータルで考えること」です。先に出した「本末転倒」の例ですが、逆の場合もあります。 例えばこれが、効率化が進み待ち時間が少々あるB・C工程で5%の効率ダウンがあるが、効率化が進んでいないA工程で20%の効率アップにつながるのであれば、それは行うべきです。 ただし、これは「効率のいい工程は改善しなくてもいい」ということではありません。効率の悪い工程の改善を優先して行うということです。 「トータルでバランスよく」するためには効率のいい工程の改善を行い、人員の割り振りを変更しバランスをとる方法も考えられます。何度も言いますが「トータルでバランスよく」これはとても大切なポイントとなってきます。 |
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